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「教室主任の徒然日記~その28~」 - 2020.01.07 Tue

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ピアノ工房には世界のさまざまな時代の個性あるピアノたちがいます。レッスン室で使用しているピアノもそのような個性ピアノです。レッスンに来ている子供たちも普通ではなかなか出会えない特別なピアノでレッスンを受けています。レッスンだからレッスン用ではなく、普段から特別なピアノに触れることによって、基準となるピアノを自然と高く持ち、また同時にピアノの音色を聴く耳も育てていくという歌枕主宰の思いのもと、レッスン環境を整えています。
ある中学生男の子は、お母様が自分の気に入ったピアノを持ちたいと長年思われ、ピアノ工房にあったフランスのエラールというピアノに出会い購入されました。そしてその男の子が茶論にあるドイツのベヒシュタインを弾いた時に、エラールと全く違う音色で驚いていました。また歌枕主宰のレッスンを受けた時、イタリアのタローネを弾き、このピアノもエラール、ベヒシュタインとも違う音色で、こんなにも音色や個性が違うピアノがたくさんあるのかということにさらに驚いていました。
普段の生活の中に特別な環境を普通の環境としてることで、基準のあり方が変わり、音色の感じ方も変わってきます。日常のあり方が如何に大事かを感じます。


歌枕直美音楽教室 講師 岩城智穂智穂写真85

「教室主任の徒然日記〜その27〜」 - 2019.12.24 Tue

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ピアノ工房レッスンに来ている子供たちは技術者の方が修理をしている横を通ってレッスン室に入ります。見たことがない修理の様子、また技術者の方が真剣に作業されている姿を見て、より興味を持ちます。部品は1つではなく88鍵分とたくさん並んでいるので、とにかく触ってみたくて仕方がありません。でもレッスン前に興味を持ち過ぎるとレッスンができなくなるので、終わってからと約束します。
レッスンが終わると子供たちは待ってました!と嬉しそうに修理作業を見に行きます。そして「何してんのー?これなにー?」と技術者の方にいろんな質問をします。ある男の子はニカワに興味を持ちました。それが天然の接着剤だと知ると自分の手に塗って、満足そうな顔で帰って行きました。
また別の女の子は、作業にも興味がありますが何よりも技術者の方たちのお話するのが楽しみなようです。技術のお姉さんたちは憧れの存在、荒木はいつも遊んでくれを許しているので、帰り際にわざと荒木に対し「あっかんべー!」をして帰ります。それほど子供たちは普通は遠く思える技術者の方とが通じています。



歌枕直美音楽教室 講師 岩城智穂智穂写真85

「教室主任の徒然日記~その27~」 - 2019.12.17 Tue

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ピアノ工房レッスンをしていると、子供たちからピアノに対していろんな興味をもってくれます。そして子供の視点だからこそ見えることもあります。ある女の子はピアノ工房の中を1周ぐるっと探検してからでないとレッスン室に入りませんでした。名づけて「ピアノ工房探検隊!」毎週ピアノ工房の中をぐるぐるまわっては先週との違いや新しく興味持ったことを質問します。ある時、ピアノの高さの違いに気づきました。それは戦前のピアノは高さが高く、戦後のピアノは住宅事情により低かったのです。ちょうど戦前のピアノよりも身長が低く、戦後のピアノよりも身長が高いその子ならではの気付きでした。
またある男の子は、ピアノ工房は入ってすぐのところに置いてあるグランドピアノでグリッサンドをしながら、ずっとピアノの中を見ていました。ちょうど身長が譜面台の隙間から中のアクションの動きが見える身長で、「アクションが動くのがおもしろい!」とレッスン室に入らず、弾き続けていました。
またピアノは子供たちもよく知っている動物を使って作られています。アクションのフェルトはひつじの毛、真っ白ではなく少し黄色がかった鍵盤はぞうの牙、アクションが滑らかに動くように鹿の皮が使われ、接着剤はニカワ・動物の骨や皮からできています。ピアノを弾くだけのレッスンではなく、ピアノ自体にも子供たちから興味を持ち、気付きや楽しみに繋がる、歌枕直美音楽教室ならではの教室のあり方です。


歌枕直美音楽教室 講師 岩城智穂智穂写真85

「教室主任の徒然日記~その26~」 - 2019.12.10 Tue

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ピアノ工房教室ピアノ修理をしているピアノ工房の中にある教室です。歌枕主宰がレッスンに来られる特に子供さんにピアノを弾くだけなく、ピアノという楽器に興味を持ってほしい、そしてそのピアノ修理している技術者の姿を見て、感じてほしいという思いを込め、ピアノ工房とレッスン室が一緒になっている教室ができました。
レッスン室は玄関からまっすぐ進めばレッスン室ですが、作業している横を通るため、子供たちは普段見ることのないピアノの中身に興味津々です。また見たことも、触ったこともないので「あれなに?これなに?」と質問がいっぱいです。タイミングが合えば、レッスン後に技術者の荒木やスタッフの方と一緒に作業のお手伝いをさせてもらったり、ピアノの中の仕組みや、目の前にある部品などを説明してもらっています。子供たちの好奇心をくすぐり、「ピアノの修理」という普通は目にすることのない特別な光景を特別なものを特別としてではなく、ピアノレッスンと同じように日常のものとなっています。



歌枕直美音楽教室 講師 岩城智穂智穂写真85

「教室主任の徒然日記~その25~」 - 2019.12.03 Tue

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テクニック練習が苦手だったため、大人になるまでなかなか向き合えませんでした。特にスケール練習は、調合がつくのが苦手な私にとって大変なものでした。生徒さんの中でも『#、bがある曲、たくさんついた曲は苦手』という方がいらっしゃいます。私も全く同様でした。意味を理解しても指はなかなか正しいところにいきません。ましてや、短調となると聴きなれないため、どの音を弾くか頭と体でバラバラになっていました。またスケールの最後に弾くカデンツも音の流れがつかめませんでした。しかし、指を返すブロックごとで練習する、回数を弾き、またコードとも結びつけて体に調整を馴染ませるように歌枕主宰からご指導いただきました。すると、体がだんだんと調整に馴染み、カデンツも少し意識すると指がいくようになりました。また感覚がつかめてきた調整はしっかりと音の芯を捉えられるようにもなってきました。調整の感覚をつかむことで、曲を演奏する時も曲の流れ、また体を使って弾くことが少しずつ繋がってきました。コツコツと不断の努力が必要だと身にしみて体感しました。


歌枕直美音楽教室 講師 岩城智穂智穂写真85

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-芸術に感謝する-
音楽は生涯の友になります。音楽は生き方そのものにつながり、支えとなる力も持っていると信じています。

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