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「時代を語るピアノの響きPart2」 - 2013.03.29 Fri

歌枕直美音楽教室 講師の岩城です。

3月24日に続き25日に行われた「時代を語るピアノ」に参加しました。
24日とは違い、小学、中学、高校の学生さんとお母さん、教室の講師や生徒さんがご参加くださいました。
今回は、初めてご参加の方も多く、新しく活気に満ちた雰囲気でした。
初めて参加された高校生のお母さんは、一見、厳格で表情を表に出されない感じの方でしたが、コンサートが終わった途端、ピアノに駆け寄り弾き始められました。子供さんの方が驚かれた程です。「私より先にお母さんがピアノを弾きに行くなんてびっくりした。そこまで感動するとは思ってもみなかった」と子供さんからお聞きしました。お母さんは「一台ずつ音色が違うのに驚きました」と言われ、茶論に移ってからも、歴史的鍵盤楽器やお食事の時の食器に至るまで、終始感動されていました。

小学生2人と幼児のお母さん、前回もとてもよかったので・・と子供さん3人とご参加くださいました。子供たちは演奏されるピアノの近くに椅子を持って行き、間近で聴き入っていました。ベヒシュタイン グランドの演奏ではピアノの下で聴いていたかと思うと、鍵盤の方から出てきて、歌枕主宰が弾いている手をじっと見つめていました。本能のままに自由でピアノの音色を感じ楽しんでいるようでした。

また、茶論に移動しての歴史的鍵盤楽器の演奏では、楽器の存在とその楽器を演奏する、ということに驚かれたようです。私たちはクラヴィコード、フォルテピアノ、チェンバロ
の存在は当たり前になり、普通のことですが、皆さんの反応を見て当たり前ではなかったのだ、と改めて気付かされました。そして、こんな素晴らしいピアノ工房、茶論の存在をもっと世の中に広めなければと思いました。
初めて参加された生徒さんは、次のレッスンの時、いつもより生き生きされていました。この企画が刺激になったようです。
今回も、とても充実した内容の濃い「時代を語るピアノの響き」でした。



時代を語るピアノの響き - 2013.03.27 Wed

3月24日(日)時代を語るピアノの響きに参加しました。
いつもは背面が壁側に置かれているピアノの中でアメリカ製のピアノ“キンボール”だけが逆向き、つまり演奏する歌枕主宰の顔が参加者の方を向く方向に置かれています。
いつもとちょっと様子は違いますが、意図はすぐに分かります。
アップライトピアノの場合、この向きから浴びる音色が最高なのです。
しかも、アメリカのピアノでこの時代のものは背が低く、リビングの真ん中に置かれ周りが見渡せるような環境にあったことを、荒木さんから伺っていました。
ここから小気味好く奏でられるジャズピアノに、自然と体も揺れてきます。

又、ドイツのピアノ、ベヒシュタインからはたくさんの倍音が聞こえ、ジャングル密林に行ったり教会の大聖堂に行ったり、あちこちを旅します。
グランドピアノの下に潜り込んで演奏を聴かれた方がうらやましい。
きっと音のシャワーは素晴らしかったでしょう。
フランスのピアノからはシャンソンも聞こえ、ピアノなんですが声のようでもあり不思議な感じです。

この日の参加者は電気関連の技術のお仕事をされている方が数名おられ、その他ピアノ技術の方を省けば音楽の専門ではない方ばかりでしたが、皆さん本当にピアノという楽器に興味を持ち、愛情深く接しておられる様子です。

茶論では歴史的鍵盤楽器の連続演奏で楽器の変遷がよくわかるお話、最後は1889年製のベヒシュタインで今秋公演予定の和歌劇『月と黄金』の演奏で締めくくられました。
この作品は全曲歌枕主宰の作曲で進められており、まだ6割の仕上がりということですが、映画の予告編のようで壮大なスケールの画像が想像できます。
初めてご参加の生徒さんは企画が終わっても、まだまだ荒木さんに質問がある様子でしたが、続きは又次回にということで、目をキラキラさせて帰られました。
次回は是非ランチもご一緒に!

曽和


「日々の積み重ねの成果」 - 2013.03.22 Fri

歌枕直美音楽教室 講師の岩城です。

今日は、近所の庭でうぐいすが鳴いていました。住宅地ですが、毎年、春になるとやって来て、どこかの庭で鳴いています。うぐいすが鳴くと春の訪れを感じます。

春には新学期が始まります。レッスンに来られている中学生から高校合格の知らせを聞き、ほっとしています。その生徒さんは、音楽の時間に歌うと自分だけが音がはずれていて歌えない。ということでしたがレッスンに来るようになり、音程も取れるようになり自信を持って歌うことができるようになりました。学校の合唱コンクールでも「アルトパートをしっかりとうたうことができた」と喜ばれていました。また、自信がつき、楽しくなったようで「高校の芸術選択も音楽を取りたい」と言っていました。
苦手意識が克服でき、歌うことの楽しさを感じてくれたことが嬉しいです。

また、60代のピアノ生徒さんは年数が経ちいろんなジャンルの曲が弾けるようになりました。でも「指が動きにくい」とテクニックの練習曲をされています。「和音になると頭ではわかっているのに、指先に意思がすぐに伝わらない」ともどかしく感じられていました。片手ずつ和音の移調も練習され、数週間ですっと手が鍵盤を押さえられるようになりました。

「音符を読むのが嫌」と言っていた小学生もソルフェージュやテクニックの練習曲を中心に根気よく続けた結果、音符も読めるようになり、とても楽しくソルフェージュのレッスンをするようになりました。

皆さん、苦手なことも努力され、確実にできるようになられています。一年の積み重ねは偉大です。新年度を迎える前に振りかえり、新たな目標を持ち、スタートしたいと思います。



「ヴォイストレーニング3」 - 2013.03.15 Fri

歌枕直美音楽教室 講師の岩城です。

最近、吹田教室ではヴォイストレーニングの生徒さんの入会が続いていることをご報告させていただきました。
先日、演歌を歌われている60代の女性の生徒さんが「演歌の歌詞が嫌い。男の人の身勝手な内容だから・・」と言われました。そこで、もっと文化的な内容のものを、ということで万葉集の歌をお勧めしてみました。大和の国の繁栄を歌った曲です。何の抵抗もなく受け入れてくださり、普通に歌われました。「こぶし」をまわさず、真っすぐな声で、気持よく歌われていました。「万葉集」というだけで「難しい」と言われるかと思ったのですが、考え過ぎていたようです。

子供さんもレッスンでは普通に万葉集や古事記の歌を歌っています。これは凄い事の様ですが、普通のことかもしれません。日本人のDNAの中に代々受け継がれている事のように思います。

曽和先生のブログでも「子供の歌」の歌詞が素敵だと言われていました。良い歌詞に出会うと気持ちが健全になるような気がします。

歌枕主宰がレッスンで行われている「歌詞を大きな声で朗読する」ということを、私も実践しています。それを数回続けるだけで、表情が変わり、歌が変わってきました。効果抜群です。

昨日の子供さんのレッスンで「発表会の歌は何にする?」「万葉集にする」と子供さんの返事。これが普通になっているのは歌枕直美音楽教室は凄いのでは・・と 思ってしまいました。

歌は歌詞が命です。良い歌詞との出会いが大切です。「子供の歌」「万葉集」など良い素材でレッスンさせていただけることの幸せを感じています。


歌い継ぐ - 2013.03.12 Tue

子供の歌も古き良き時代の良き歌がたくさんあるものです。
歌詞が子供らしくて、楽しいメロディーと合わさって想像力が豊かになり、色合いや景色がはっきり浮かび上がるのが特徴です。
♪バナナン バナナン バーナァナン♪
40年以上経っても6番までの歌詞を覚えていました。

一概には言えませんが、一部の保育の場で“古き良き歌”が失われつつあるのを感じた事があります。
新しい歌ばかりに先走り、例えば“昨年やった歌だから今年はできない”という声も現役の先生から聞きました。
歌い継いでいくというのは大切な事だなあとつくずく思うのです。
明治時代に童謡ができたと、今取り組んでいるイギリスの音楽を調べている時に知りました。
イギリスの民謡が日本で取り入れらたのがきっかけです。
外国の歌が日本語歌詞にあてはめられ、すっかり日本の曲だと思い込んでいる事もあります。
あの“ピクニック”もイギリスの歌なのですね。
カルチャーではダンス教室が人気で大人も子供もピップホップなど軽々と踊っていて、リズムの良さに驚くばかりです。でも、
“夕焼け見て泣いて 赤いなみだがポロ〜ン ポロ〜ン”
それがドロップスになるなんて、夢一杯かわいいです。

又“やまとうた”からも情景を感じます。
教室の子供さんたちには将来お母さんになっても子供に歌い継いでいってくれるのでは…と期待が膨らみます。

曽和




「発表会の準備」 - 2013.03.08 Fri

歌枕直美音楽教室 講師の岩城です。

今、春の発表会の準備を進めています。1月の発表会が終わり、ほっとされ、ゆっくりされているかと思っていましたが、演奏曲目も提出され、着々と準備が進んでいます。

春に草木が芽吹くように、新しい流れができれば良いのに・・と思っていたら、今回、初めて出演してくださる方が数名いらっしゃいます。初めてのことを一歩踏み出すのにはとても勇気がいります。でも、一度出演していただいたら、きっと新しい世界が開けると思います。「100回の練習より一回の本番」です。この言葉を信じ、毎回ご出演いただいている生徒さんは、成長し続けられています。

歌枕直美音楽教室では、年3回の発表会があります。春と夏はピアノ工房で少人数制のサロンコンサート、1月はコンサートホールでの発表会です。
初めての方は「年3回は多い!」と思われますが、このリズム乗ると大変ではなく、目標となり、良い流れになります。先日もこの流れに乗られた生徒さんから「夏の曲はどうしましょうか」とご相談がありました。

また、発表会では選曲もとても大事だと歌枕主宰からご指導いただいています。サロンなどの小スペースとホールではあり方が違います。講師としては、そこを間違えると生徒さんには気の毒なことになります。弾きたいから弾くのではなく、その場を最大限に生かすように演出するのも大切なことです。生徒さんのご希望に添えているかわかりませんが、常に頭をフル回転させ、考えています。まだ、どちらの曲にしようか、と悩んでいる方もいらっしゃいますが、3月中旬までには決定したいと思います。
また、発表会の経過はご報告させていただきたいと思います。



ヴォイストレーニング2 - 2013.03.04 Mon

事務所には桃の花が飾られ、お花も歌も季節を感じられるから素敵だなと思います。
ピアノもそうあるべきだと、最近やっと思えてきました。やはり今からの時期、明るい春や勢いのある夏の曲など、選曲も重要だと感じてます。

ピアノと同時進行させているソルフェージュや歌のレッスンで明らかに上達されておられる方が何名かおられます。学校の音楽の授業で音程がはずれていることを指摘されて以来、歌えなくなったという話しを聞いた事があります。そして正に私の母もそうです。私がちょっとピアノを習って音程だけは正確にとれたので、偉そうに母の歌を批判したが為に母は50年近く歌っていません。私は大変後悔しています。

音程というのは、どういった経路で作り出されるのかわかりませんが、大人になっても進化し続けるのだということを実感しています。ピアノの音とピタッと声が重なりお互い感動する瞬間が昨日もありました。
そして、発声に関して歌枕主宰からの教えをそのままお伝えしているだけなのですが、本当にまっすぐな声が出るようになって喜んでくださっています。年齢は60歳を超えておられます。岩城先生のブログにもあるように、どこかに変な力が入ってしまうと体が反応しなくなります。
このような経験がきっとピアノのレッスンにもつながっていくのではないかと日々考えています。

曽和



「ヴォイストレーニング」 - 2013.03.01 Fri

歌枕直美音楽教室 講師の岩城です。

最近、吹田教室では「ヴォイストレーニング」希望の生徒さんが続けて入会されています。
吹田教室は1階の玄関にピンク色の教室の旗を出しています。それが、印象に残るようで、「毎日、前を通り、ピンクの旗を見ています。ずっと気になっていました」と突然、来られます。嬉しいことです。

入会された方は、60歳から70歳という年代で、カラオケで演歌を歌われている方がほとんどです。お一人、クラシックでイタリア歌曲を練習されています。クラシックは専門で勉強していますので、安心してレッスンができます。演歌はほとんど知らない曲ばかりです。毎回、緊張の連続ですが新鮮でもあります。

レッスンに来られる目的は「基礎の発声から習い、上手に歌えるようになりたい」というものです。時間にもゆとりがあり、自分の好きなことができるようになるのが、この年代でしょうか。皆さん、とても熱心にレッスンを受けられています。

ジャンルは違ってもレッスンの内容は同じです。「やまとうたセミナー」でいつも歌枕主宰から言われていることと同じことです。壁に背中をつけ、姿勢をよくし、あごに力をいれない・・・など。「歌う」というと、いらない力が入ります。力を入れないことが、いかに難しいことか、ということを感じています。

「うたまくら」には境界線がありません。これは、本当に素晴らしいことです。「歌う」ということを通し、いろんな方が来てくださり、お互いに違う世界を共有することで、幅が広がっていくことを願っています。演歌の世界だけの方がピアノに興味を持たれるかもしれません。まだ、始まったばかりです。春に草木が芽吹くように、何か新しい季節が訪れたような気がします。無限の可能性に挑戦し続けたいと思います。




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Author:歌枕直美音楽教室
-芸術に感謝する-
音楽は生涯の友になります。音楽は生き方そのものにつながり、支えとなる力も持っていると信じています。

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